「想定外」を減らす努力

先日、とある投資家の方との会話の中で興味深いお話がありました。


投資を検討されている先との打ち合わせの後、ランチをご一緒させていただきました。

どうやら先方の事業計画や見通しが甘いらしいのですね。

甘いと言っても数値見通しを上振れさせているというより、

ターゲティング、プロ・コン、メリット・デメリット、リスク等の検討が甘い、んだそうです。

確かに、いろいろとお話をうかがうと、それすら検討してない先に投資するのはキツイですかね~というレベル(^^;)


いろいろなケースを考えて検討する、ということは

「想定内」に入る事象の範囲が広がるということですもんね。

突発的なことが起こったとしても、そういうリスクを考え、対策を考えていれば、すぐに対応に移ることができます。

考えていなければ、まさに「想定外」なわけで、そこから対策を検討しなければなりませんから、後手後手にまわってしまいます。


例えば・・・

朝、すごく天気が良いのですが、午後からは大雨の予報でした。

→ 天気予報を見ていない【雨を想定していない】場合

 当然傘は持っていませんから・・・・

 ・外出先で傘を買う → 想定外の出費

 ・傘を買わないでずぶぬれ → 場合によってはクリーニング代が必要?(想定外出費)

 ・いずれにしても、なんとなくチェッって感じ(笑) ←コレ重要


→ 天気予報を見ている【想定している】場合

 ・傘を持って行く

 ・折りたたみ傘を持っていく → 大雨でも午前中は長い傘は邪魔

 ・傘を持って行かない → 午後の行動ルート(車移動など)から、傘は不要と判断する、ほとんど使わないのに持ち歩くことに比べたら、必要となれば買うと決めて出る → 出費があったとしても想定内

 ・外出予定を午前中で切り上げて帰宅


やっぱり、想定している場合は、選択肢が広がりますよね。

傘を持つにしても、持たないにしても、予定や行動を変えることもできますし。


アンテナはって、いろいろな情報に目を向けていると、望ましい対応ができますし、

想定してあれば、精神的ダメージも少なくて済むんですよね。

個人的には、その部分が大きいかな~と思います。

精神的ダメージは、初動の足かせになりますから。


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